ひまブログ

アラフィフのおっさんです

『閑話』テレビの話〜声優と夜あそび〜

昨年の初秋に病気が発見され、入院して手術した。

それから自宅療養に入り在宅で仕事もしている。

通勤時間が要らなくなり、仕事量も減ったので時間が出来た。

以前は犬を飼っていたのだが今は妻の元に送り出したので、増えた時間を使うべき相手も居ない。

なので、ここ10数年買い替えていなかったテレビを買い替えた。

(新たにペットを迎える事も検討はしたが、自分の体調に自信が持てない以上無理と判断)

これまで32型だったのを55型にした。

外部スピーカーも付けてみた。

普段、テレビは朝の出勤時間までのニュースくらいしか見ていなかったのだが、今のテレビはYouTubeや ABEMA等のチャンネルまでリモコンにあって、そのまま見られる。

便利だ。

ABEMAは毎日のように何かのアニメの一挙放送が見られる。

『マッシュル』は存在だけは知っていたが、面白い。

あんな強くしなやかな筋肉が欲しいものである。

療養が終わったら鍛えよう。

若さには敵わないが鍛えた筋肉はきっと嘘を吐かないだろう。

他にもここで初めて存在を知ったアニメが沢山ある。

普段の自分なら絶対に触れないアニメだらけだ。

昨日見た『ティアムーン帝国物語』等も大笑いした。

 

ABEMAで気に入っているのが夜に生放送している『声優と夜あそび』だ。

毎日見ているが特に火曜日が面白い。

元々谷山紀章さんの声が好き(自分の声がかなり低いので、高音でシャウト出来るのが羨ましい)だったのだが、これほど楽しい方だったとは存じ上げなかった。

下野紘さんとのコンビがとても相性がいいのか、お互いの良い面悪い面をさり気なく補い合えるとても楽しい放送なので気に入っているのだが、もうすぐ(3月末で)終わりらしい。

もう少し早く知っていれば…と残念に思う。

谷山さんが子供のように必死になる『バーチャル東京散歩』はとても楽しい。

人生で東京に行ったのは数十回程度なのだが、何故か?お2人より先に分かった時が数回あった(笑)。

今夜は残り3回になってしまった放送を楽しみにしよう。

 

#谷山紀章 #下野紘 #声優と夜あそび #ABEMAf:id:komafaikan:20240312103232j:image

『恐怖』〜調教師は魔物に囲まれて生きていきます〜

ウェブコミックから読み始めて、続きが気になったので探していたら[小説家になろう]というサイトで一応の完結を迎えているのを見付けて、そちらで読了。

 

教会で示された職業が全ての国で『調教師』という職業を与えられたために幼馴染の勇者と賢者に置いて行かれた魔力量だけは膨大な少年の話。

話は面白いと思うし、きちんと作られていると思うのだが、日本のラノベはどうしてこうも無双+ハーレムにしたがるのか?

不思議で堪らない。

最近はそうなりそう…と感じると一気に読む気が失せる。

強い男はそれはモテると思うが、寄って来る女性全てを相手にする必要は皆無だと思うのだが。

この〈無双+ハーレム〉は日本のラノベの男性の作家さんが多く採用しているように見受けられるが、願望なのだろうか?

最終話?の嫁[たち]が全員ベッドで待っている様子を想像すると羨ましいどころか逆に恐怖でしかない。

本気で怖い。

それまでの話の内容が全て吹っ飛んでしまうくらい怖かった。

女性だらけの大奥ですら一応そういう時は(お付きは側に控えて居るとしても)1対1なのだから、全ての嫁がベッドにいるなどこんな悪趣味な話はないだろう。

 

最終的には魔物ではなく嫁に囲まれて生きる男の話だった。

亡き妻と心から幸せな時間を過ごしたと思っている自分には理解出来ない世界だ。

作者さんも読者さんもそんなに無双+ハーレムの需要が高いのか、一度どこかで聞いてみたいものだ。

無双は良いがハーレムはなぁ…。

何となく女性を下に見ている気がして、どうしても好きになれない展開なのだ。

 

#小説家になろう #魔物 #フェンリル #ドラゴンf:id:komafaikan:20240308114238j:image

『愚痴』〜俺だけレベルアップな件〜

読了したので再び。

最終話のネタバレがあるので、未読であればこの先は読まない方が良いと思う。

 

うーん…。

『輪廻の杯』というのが出て来た時に嫌な予感がしていたのだが、それが当たってしまった。

夢オチではないがそれに近い感じ。

何も無かった事になってしまった。

主人公はその裏で30年近くもかけて頑張ったのだが、それ以外の人や地球には「何も起きなかった」。

 

こういう手法は小説でもマンガでも時々見るが、個人的にはあまり好きになれない。

この話も1人で全てを背負って大切な人たちをこの世に戻し、地球も傷付けないままに救う…その犠牲的精神は立派だと思うのだが、結末としては気に入らない。

龍帝と決着をつけたところで終わって良かったのでは?と思ってしまう。

 

ま、これは本当に自分の個人的な感想で、この終わりが好きな人も多いのだろうから愚痴程度に捉えて頂けるとありがたい。

短い外伝が他にあるらしいが、そちらは恐らく読まないだろう。

 

#俺レベ #輪廻 #ピッコマ #アニメ

f:id:komafaikan:20240307223135j:image

『自立』〜その悪女に気をつけてください〜

お馴染みの『悪女』もの(笑)。

 

『悪女』とタイトルにあるものを読んでもどこが悪女なのかよく分からないものも多いのだが、時代背景があるのか…と最近になって気が付いた(鈍い)。

 

女性が男性の従属物のように思われていた時代。

その名残は現代にも確かにあるのだろうとは思うが、現代の女性は自分で生き方を選び自らの足でしっかりと立てる人が多いと思う。

そういう現代の自立した女性が、昔ながらの男尊女卑の時代に生きたら確かに目立ち過ぎるし『悪女』と呼ばれる事もあるのかも知れない。

 

主人公は公爵令嬢にして皇太子の婚約者でもあるメリッサ。

父親である公爵や弟との関係は良好とは言えず、皇太子は浮気三昧で、単に浮気するだけでなくわざわざその場面をメリッサを呼び付けて何度も見せ付けるという趣味の悪いクズ男。

その当時の貴族令嬢ならこの状況であれば泣き崩れて部屋に籠る、もしくは使用人に当たり散らす、くらいが関の山なのだろうが、メリッサは現代女性の転生者なので、まず皇太子と婚約破棄しようとする。

ここで分からないのが、皇位継承公爵家の後ろ盾がなくなる…事も当然困るのだろうが、皇太子は本気でメリッサと別れたくはないようなのだ。 

これは甘えなのだろうか?

どこまで許されるか?を試す子供のような心理なのだろうか?

浮気を見せつける=別れを希望しているとしか思えないのだが。

そしてそれは間違いなく1発アウトな行為だと思う。

 

あと、この作品で恐らく1番人気だろうと思われるウェアウルフのナイン。

青い毛の狼なのだが、心の底からメリッサを慕っているので無茶をしがちなメリッサが心配で堪らず半狼や人型の時は美しい顔に赤い瞳をうるうるとさせ、狼の姿の時は「きゅーん…」と鳴く。

作画の方もナインの青狼の姿は思い切り可愛く描いておられるので、日本のこのおじさんも我が家に居た犬の事を思い出して「ああ、可愛い」と思ってしまった。(流石に大人の男がうるうるしていても現実には可愛いとは思わないが、犬は可愛い)

写真の青髪の男性である。

 

本来の小説の筋であればメリッサの恋敵となるはずのユーリは昔ながら(?)の大人しく慎ましい貴族の女性なのだが、メリッサの自立した姿を見てそのように生きたい…という思いを募らせて行き、徐々に色んな事に逆らい始める。

女性は男のために存在するのではない…という事を世に証明すると『悪女』と呼ばれるなどバカバカしい…と思うのは自分が現代人だからなのだろう。

 

面白い話だったが最後は全てが中途半端だったのでそこは残念かな…と思っている。

 

#転生 #王侯貴族 #狼人間 #異世界 #魔法

f:id:komafaikan:20240306212650j:image

『α・Ω』〜無香の軌跡〜

BLジャンルにはオメガバースという設定の世界観がある。

(ある。と偉そうに言っているが全く詳しくない)

まず設定の簡単な説明。

アルファは男女共に体格が良く知能も高く容姿も美しい。

オメガはどちらかというと小柄で可憐な容姿をしていて[ヒート]と呼ばれる時期があり、その時期は動けなくなるほど強い性衝動に支配されてしまう。

このヒートの時期にアルファにうなじを噛まれるとある意味契約が結ばれた事になり、アルファからはこの契約が破棄出来るが、オメガからは出来ないようだ。

捨てられたオメガは廃人になって死ぬしかないらしい。

オメガは男女共に妊娠可能。

そしてアルファとオメガには『運命の番(つがい)』と呼ばれる互いに強烈に惹かれ合う相手が世界のどこかにいて、本人の意志以外で引き裂かれてしまうと死に至るほどの強い絆らしい。

 

ジュヒョクとスヒョンは子供の頃に知り合った『運命の番』

どちらも韓国の財閥の敵対する家の御曹司だが強烈に惹かれ合う。

ジュヒョクの継母によってスヒョンは殺されそうになり、スヒョンが死んでしまった…と思ったジュヒョクは心が壊れてしまう。

 

最初に読んだ時はジュヒョクを「何だこいつ?こいつが死ねばいいのに」と思ってしまうくらい悪い奴だったのだが、読み進めるにつれて、番の絆とジュヒョク本人の愛情が本当に深いのだと思わされた。

愛情が深いからこそ、その愛の向かう先を理不尽に奪われると自暴自棄になってしまうのだろう…にしてもやり過ぎな感は否めないが。

 

本編完結直前にようやくスヒョンを取り戻した後のジュヒョクは本当に優しく思い遣りのある人間だ。

こんな優しい顔で笑えるんだ。とちょっと笑ってしまえるくらいだ。

前半は鬼みたいに怒鳴ってる顔しかなかったのでそのギャップが少し可愛い。

そして泣き虫でもある。

そこまで辛い思いをしたのかと思うと、子供の心にとんでもない傷を残した大人たちが許せない気持ちになる。

 

あとジュヒョクも酷いが、正体を明かしたあとのスヒョンもまあまあ酷い。

どちらも御曹司らしく金と権力を駆使して相手を追い込む手法はえげつない。

結局似た者でお似合いだという事か?(笑)

 

そしてこれは自分の認知…というか、感覚の問題なのだが、ジュヒョクがどうしてもネプチューン原田泰造さんに見えて仕方がなくて、困っている。

 

本編は完結したよう(何でそこで?だったが)なので残りは恐らく『外伝』になるのだろうが、韓国マンガの外伝は

「いや、それ本編だろ?何故それを外伝と呼ぶ?」という感じなのが多いので、今はまあ続きを待っている感じか。

 

#オメガバース #BL #ピッコマ 

f:id:komafaikan:20240305113258j:image

『理不尽』〜盾の勇者の成り上がり〜

アニメがseason3まで制作されているらしい。

先日ABEMAでチラッと見たが、動きと声が入る分、見ているとストレスが溜まりそうだった。

 

自分はラノベの方を読んでいる(まだ途中)。

甘いと言われるかも知れないが個人的に性善説を推したい方なのでこれだけ周りが悪人だらけなのに病んでしまわない尚文(主人公)を尊敬してしまう。

それくらい国側と他の勇者たちの性格が悪い。

 

そもそも他人さまの都合も考えず勝手に召喚しておいて嫌がらせをするとは何事だ。

だったら呼ぶな。

そして同胞であるにも関わらず、自分達は優遇されるからとそうでない相手を見下す連中も意味が分からない。

 

途中で出て来た第一王位継承権を持つ第二王女にも腹が立った。

(第一王女はバカでビッチでアバズレなので腹が立つ以前の問題)

子供だから仕方ないのだが、これが大人であっても揉め事の経緯を知らない人間が割り込んで来てどちらか一方に「謝れ」と宣う事ほど鬱陶しく傲慢な行いはないと思う。

しかも理由が「盾の勇者が無礼を父上に謝って和解しないと、父上が母上に怒られるんだから!」

そんなの知った事かよ、ガキが。と、自分なら子供相手に大人気ないのは重々承知の上で言ってしまうかも知れない。

そして何故、皆『盾の勇者』にだけ無理難題を押し付けようとするのか??

理不尽が過ぎる。

 

しかしたまに思うのだが、異世界に召喚されて異世界の人から唐突なお願い事をされて皆よく頑張るよな。

言ってみれば、隣の会社にいきなり引っ張られて「会社を助けてくれ!」と頼まれてるようなもんだと思うんだが(違うか?笑)。

やる事もないから仕方なくなのだろうか?

確かに日本人は頼まれると嫌と言えない部分はあるが…、勇者なんて生命がけの仕事はしたくない。

こんな風に消極的なのはつまり、もう身体も気持ちも若くない証拠なのかも知れない(笑)。

 

#小説家になろう #アニメ #異世界f:id:komafaikan:20240304172700j:image

『妄執』〜夢はもう千年も経った〜

現代の大学生が、天界・冥界があり、龍や麒麟鳳凰や仙人の居る世界に転生した話。

 

鳳凰の紅羽(本人は今は居ない)がやたらとモテる。

大学生の写意はどうやらこの紅羽の生まれ変わりらしい。

それもあってか?異世界で龍の王族の第九王子である帝江や仙人の流雲に好意を寄せられている。

 

流雲と紅羽は共に修行をする…道侶と言うのか?な仲だったらしい。

紅羽が消えた三千年前からずっと待っているので、紅羽の生まれ変わりと思われる写意の覚醒を待っている。

同じように鳳王である紅羽に憧れて帰りを待っていた帝江は今はもう写意本人を好きだと自覚している(大人になったのも写意相手)。

写意も大切に思っているのは帝江で、鳳王の法器と呼ばれる扇子を使うのは自分と帝江を守る時だけ。

 

紅羽の意識は今後写意の中に戻るのか?

龍族の皇位に就くのは誰か?

天界はどうなるのか?

写意は現世に戻れるのか?

写意が選ぶ相手は?

が、今後の焦点ではあるだろう…が…

写意を庇って攻撃を受けた衝撃で記憶が飛んで子供に帰ってしまった時や人の姿が維持出来ないほど法力を使い果たし「ジッ」としか喋れなくなり手乗りサイズの龍になった帝江が可愛くて読んでいたけれど…、中々話が進まない+週1+1話のページ数が少ない。の三重苦なので、ちょっと疲れて来てるのも事実。

金色のミニ龍は本当に可愛い。

デカい図体ですぐ泣く「身体は大人・頭脳は子供」の帝江も憎たらしいがやはり可愛い。

法力も体力も充実している時の金色の巨龍はとても美しいので、そのギャップが楽しい。

もう少し早く話を進めてくれると良いのだが。

 

#ピッコマ #中華BL #龍 #神仙思想

f:id:komafaikan:20240301232810j:image