韓国のウェブコミックにはこういう転生の王侯貴族ものがとても多い。
王侯貴族は女の子の永遠の憧れなのだろう。
日本では自分たちよりかなり上の世代で王道の『ベルサイユのばら』があったのは知っているが、それ以降、日本でそういう流行があった記憶はない。
女の子の中ではあったのかも知れないが。
まだまだ読んでいるので今後も色々紹介する事になるだろう。
こちらも現代から恐らく『白雪姫』をベースにした世界に転生した、前世で容姿にコンプレックスのあった心優しい女性の話。
転生した姿は美しい継母。
ただし笑顔が不気味。
この女性が可愛い義理の娘と幸せな生活を送るために奮闘する…というのが物語の軸ではある。
のだが、素直で愛らしい娘との生活は早い段階でスムーズに行くようになっている。
34話まで読んだがこれからは恐らく、素っ気ない夫と如何に心を通わせるか、という話がメインになって来るのだろう。
夫である王は妻にも娘にも素っ気ない。
何も考えていない訳ではないようだし歩み寄ろうとする姿勢も見せるのに…と思っていたら、今日読んだ話で恐ろしい過去のトラウマが明らかになった。
まだ幼い身で具合が悪い時にまで好きでもない女にのしかかられてハアハアされてたらそりゃ拷問だ。
トラウマにもなります。
寧ろよく娘が出来たよ。
王様、あんた偉いよ。
自分は無理だ。
女性が嫌いと言うか怖いと言うか、気持ち悪くなって当たり前である。
吐き気がする。
その話を聞いて、心に寄り添い涙してくれた王妃に少しだけ心を開いた様子の王。
そんな恐ろしい記憶を克服するには時間がかかるかも知れないが、傷付けられた心を癒してくれる相手を見付けたのだから、焦らずに愛を育てて欲しい…と父のような気持ちになっている。
しかし王の前妻もだが母親も怖い。
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